非フランチャイズ作品が週末の興行収入を勝ち取り、さらに今年の興収トップクラスの映画へと成長する可能性がある、そんな状況は滅多に起こらない。しかし、私たちはまさにその瞬間を迎えようとしているのかもしれない。フィル・ロードとクリストファー・ミラーのProject Hail Maryは、プレミアナイトの興行収入がクリストファー・ノーラン級の作品と同等の水準に達したと報じられているのだ。
Project Hail Mary は 早期のボックスオフィス予告で Oppenheimer を上回った
Deadlineによれば、Project Hail Mary は昨夜の公開初動が非常に好調で、興収はおおよそ1100万ドルの水準に達した。これは注目すべき数字で、クリストファー・ノーラン監督のOppenheimerが記録した約1050万ドルをわずかに上回り、F1は約1000万ドルという結果だった。国内での公開作としては、昨年最高の興収を記録したオリジナル作品のSinnersが予告収益で470万ドルを記録したことを大きく上回っている。
Oppenheimer は世界興収でほぼ10億ドル規模に達する見込みであり、同時期にはBarbieがその大台を突破するなど、激しい競争が予想された。Project Hail Mary はそのような競合には直面せず、今週末に公開される他の大作としてはSearchlightのReady or Not 2: Here I Comeがあり、国内興収はオープニング週末だけでおおよそ1100万ドルを見込んでいる。Project Hail Mary の国内公開は約6,000万ドル、世界規模では約1億ドルを見込んでいる。
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Project Hail Mary は オッペンハイマーの開幕週末記録も破れるのか?
Oppenheimer は現在、非フランチャイズ映画としての開幕週末で最高の興収記録を保持しており、80百万ドルをわずかに超える額となっている。予測に基づけばこの記録は堅いと見られるが、Project Hail Mary の木曜夜の数字は予想よりやや高く、それが記録を塗り替える可能性を示唆している。非フランチャイズ映画として史上最高の興収を獲得するのは大変なハードルだが、不可能には見えない。
また、Hail Mary が Oppenheimer を上回っているもう一つの重要な要因は口コミの広がりだ。両作とも批評家と観客の Rotten Tomatoes のスコアは90%台で推移しているが、Project Hail Mary はその両方の点で実際にはOppenheimer をやや上回っている。もし強い批評反応や好意的な口コミが観客を劇場へと導き、特にIMAX のような高価格帯のフォーマットでの鑑賞を促すなら、今週末は大きなオープニングを見込める可能性がある。
もちろん、映画が「そこそこ稼ぐ」状態と「とても多額を稼ぐ」状態の差は、複数週にわたる興行の持続力にかかっている。真の問題は、Project Hail Mary が数週間にわたり素晴らしいボックスオフィス成績を維持できる脚力を持つかどうかだ。